14ヶ月で肩こり解消! 肩こりで医者に行き突っ込まれました 肩こり攻略法 首こり、ダイエット
- (1)もうこの肩こり病気レベルです!
- (2)やはり自分の不摂生が原因と思われます。でも走るのは嫌いです
- (3)走るのはやめたけど明日がある
- (4)そういえば、泳ぐのは比較的好きだった
- (5)数十年ぶりの泳ぐためのプール
- (6)数十年のブランクは甘くない!
- (7)週2回プールってきついよね
- (8)肩こりほぼ消滅、クルクルクルクル肩まわる
(1)もうこの肩こり病気レベルです!
去年の夏、かなり暑い日ですね。肩こりからの首コリでもう仕事にも集中できず、
ヤバい病気じゃないかと思い医者にいきました。自分は40代ですが、30代前半くらいから肩が凝り始め、徐々に悪化していきました。医者に行く前の数か月は、週2回くらい極度に痛い日があり、コリの範囲を超えてました。
1.医者選び
そもそも肩こりって何科に行けばいいんですか?それが分からなかったです。駅前にマッサージ屋のような店構えで、健康保険使えますよ。といった看板あるとこなのか。それとも内科なのか、外科なのか?それが問題でした。大体、肩こりで病院に行くというのが少し変わっているので周りに聞いても、「???」なんですよね。
まあ、とりあえずググりました。その結果、自分の場合は「整形外科」に決めました。
2.受診
診断時に肩こりがひどいということを伝えます。その後はレントゲンですよね。
首回り、肩回り、なんかえらい枚数撮られました。にわかにヤバい病気ではないかと胸騒ぎ!
3.診断と治療
病名はよく覚えていないのですが、とりあえず薬を出されたのと、理学療法士の方に患部をケアしてもらい。その日は終了。とりあえずヤバい病気ではなさそうだったので一安心でした。
4.薬
痛み止めの薬と、筋弛緩剤を出されたました。なんか筋弛緩剤って名前が怖い。あんまり飲みたくなかったけど、とりあえず飲んでみました。まあ、痛みは嘘のように消えましたね。でも、こんなのいつまでも飲んでられないなあ、とも思いました。
5.通院
薬は一時的にコリをとるだけで根本的な解決にはなりません。なので、体の使い方、姿勢等について、色々と理学療法士の方に指導を受けました。
6.若干の改善
まあ、少しは良くなったんですよ。でも根本的に解決になっていない気はしてました。根本的に頭切り替えて対策考えないとだめだなと秋口くらいに思いました。
その後、リハビリということで数回通院して筋肉をほぐしてもらうのと、日常生活での体の使い方等を教えてもらいながら、薬をもらっていました。3回目くらいの通院の時に、先生の診察があったのですが、その日は別の先生でした。一通り状況のヒアリング、レントゲン写真についての説明があった後、こういわれました。「基本的に体を動かしていないだけですね!」
痛みやこりがひどいことは確かだったのですが、びしっと核心をついてくれる先生でしたね。そりゃそうなんです。日頃の不摂生が悪いんです。運動嫌いでしたし、酒は飲むし、タバコも吸ってました。まあ、自己責任というやつです。
その日もとりあえず薬をもらって帰りました。
そして少し考えました。肩の凝りとか、首の痛みはマジできつかったので、体動かすしかないなと!
でも、まともな運動は、高校は帰宅部でしたので中学生以来していないのです。やっていることといえば、往復10キロの自転車通勤くらいでした。
それに、仕事も普通にしていますので時間も限られます。
うーん、どうしようかと考えました。
(2)やはり自分の不摂生が原因と思われます。でも走るのは嫌いです
そこで、一念発起考えましたよ!やはり王道のジョギングで行こうと決めました。幸い家の裏からランニングコースがあり、公園まで道が続きております。そこを一周すると
大体5キロです。丁度いいコースです。恵まれた環境でしょ!
でも、問題発覚、走るウエアがないんですよ、上はまあTシャツでいいとして、下はジーパンとか動きにくいものしか持っていません。いかに運動していないか分かりますよねえ、そこで小学校以来だと思うのですが、自分の買い物でスポーツ用品店にいき、一式揃えました。
で!休日がやってきました。なにか公園で走るという行為が気恥ずかしいところもあり、小学校5年の息子を道ずれにしました。すごく嫌がられましたけど、金でつりました。
まあ、走るといってもマジで走ったら100メーター持ちません。知人から教わったとおり、歩くよりやや早いようなペースで足を運びます。
初めは順調です。というか、少し早歩きしているだけなので当たり前です。
でも1キロ位いったところでしょうか。左膝が少しずつ痛くなり、やがて激痛に近いものに!
自分は身長が180弱、体重が70キロ台後半です。走っているときには膝に体重の3~5倍(200キロ~350キロ?)の負荷がかかるそうです。
学生時代は体重が63キロ位だったので、この体重で膝に負荷をかけるのは初めてかもしれず、膝が驚いたのでしょうか?
歩くと平気なんですが、少し走るとやはり痛い!息子もドン引きです。
結局自らドクターストップ!
後半は歩いて帰りました...............................
駄目だと思ったことは自慢じゃありませんが、すぐ止めます!
結局。他のことをすることに決めました。
(3)走るのはやめたけど明日がある
まあ確かに運動していなかったんですよね、会社入ってから20年くらい。
なので、いきなり体重80キロ近い人間が走ると体に良くないです。逆効果です。
そこで運動するのやめようかと考えました。でも、肩首の痛みをどうにかしないと、痛み止めの薬漬けの予感です。そこで考えました。自分の年齢、症状にふさわしい運動、肩こり対策を。
考えるにあたり、今まで失敗してきた対策を振り返りました。
いろいろと試してはいたんですよ。
- サウナと銭湯 それなりに効くが翌日は肩こりが元に戻る
- お灸 それなりに効果あり、ただお灸自体のコストが高い、部屋がやや臭くなる
- ビタミン剤 今でも飲んでいる。効果があるのかよくわからない。少しは効いているかも。
- 猫背、姿勢矯正ベルト お腹が苦しくなる、体勢が辛い。面倒くさい。邪魔くさい。
- 磁気ネックレス やや効いている気がする、ただし根本的な解決にはならない。
なんか色々とやってたのです。でも良化することはあっても根本的な解決にはならず、悪化して医者に行く羽目になってます。それに、他力本願な対策ばかりです。薬とか、器具とか。今ならわかりますがこれらの対策は自分にとってあくまで補助にしかなりませんでした。
やはりお医者さんにいわれたとおり、自分で体を動かさないと根本的な解決にはならないのです。
でも、マラソンは膝痛でダメでした。そもそも自分は足が遅いのです。中学校のマラソン大会では大体200人中170番くらいでした、走るのがかなり嫌いでした。そんな人がマラソンしたら長続きしないのは当然です。
でも、なぜか水泳は好きでした。子供の頃は、結構大きな川で夏休みは毎日の様に泳いでました。
そうです。これでいってみますか。泳ぐんです。
膝にも優しい、肩首もマラソンより動くはず!
とにかく、マラソンは自らドクターストッッップ!ということで当時はへこみました。まあ年齢は立派な中年ですが、走ると膝が耐えられないくらい痛くなるとは予想外だったので。
(4)そういえば、泳ぐのは比較的好きだった
まあ、そんなんで膝に負担のかからない水泳にしますよ!といっても時は9月末でした。もうプールってシーズンが終わり閉まっているのではなかろうか?お高いスポーツクラブに入会しなければいけないのだろうか?今の財政状態だとスポーツクラブは無理っぽい。など、新たな困難が俺を襲います。
まあ、そんなときにもめげずにググると、なんて恵まれた環境に自分はいたのでしょうか!自転車で行ける距離に二件も公営の温水プールがありまっせ。
しかも一件は半年くらい前にオープンしています。まさか自分の為にオープンしたのではないかという、タイミングのよさ!
まあ、泳ぐ用の水着なんかも当然持っていません。新婚旅行でいったハワイ用のかなりアロハなものはありましたが、そんなんで真面目に泳いでいる人が多い公営プールなどには行きづらいのです。
楽天で競泳っぽい水着、ゴーグル、キャップ、持ち運びバック込み込み2380円で購入。肩こり用のビタミン剤より安い!とりあえず購入。横で嫁さんが見ていて私も欲しいというので、女用も購入。
商品到着次第、プールに突入します!!
まずは道具が揃ったので、プールに行くわけですが、高校の授業以来、30年弱真面目に泳いでません。プールもいわゆるレジャープールしか行ったことがなく、8レーン揃ったプールは高校生以来です。
また、一人でいくのは気恥ずかしかったので、嫁と息子を道連れです。
(5)数十年ぶりの泳ぐためのプール
公営の総合スポーツ施設に着きました。そこはプール以外にも、筋トレルームとか、各種コートのあるところです。そんなところには生まれてこのかた、行ったことがなかったのですが、なにかこう豪華な施設でした。料金も安いのです、さらに民間施設のように月額料金ではなく、一回行くごとの料金なのでかなりリーズナブル。
自分の税金はこうゆうところに使われているのです。なにか今まで使っていなかったのがもったいない!今日は少し元がとれるぞ。などとくだらないことを考えながらプールに向かいます。
当日は9月の日曜日です25メートルレーンが10本あり、半分くらいのレーンは、団体客の専用となっていました。残り半分の5レーンが、自由に使える部分です。
その5レーンの内、泳ぐ人用が3レーン、歩く人用が1レーン、子供用の遊べるレーンが1レーンといった配分です。
レジャープールと違い、子供は少ないのでトレーニングしたい人向きですね。自分に子供は二人いますが、うるさい子供は苦手なので、良い環境です。
とりあえず、歩くプールにいきます。まあ、なんとなく楽しいです。子供の頃は夏休みに毎日川で泳いでいたくらいなので、水はすきなのです。
その後、泳ぐ用プールに行こうとしましたが、なにやらそこはマジで泳いでいる人しかいません。当然コースの途中で歩いたりするのは禁止です。
とりあえず、どれくらい泳げるのか分からないので、自由レーンにいきます。そこは小さい子供も多くいて泳ぎづらいのですが、しょうがないです。
小学校の頃には、川遊びのおかげもあり、クロール、平泳ぎ、背泳ぎとそれぞれ200メーターくらいは余裕で泳げていたので、まあ年月ががたっても100メーターくらいは余裕だろう!と泳いだところ。15メーターくらいで息が上がりました!!
え!まじか!?という感じです。
そんな状況の中、だましだまし、25メートル泳いでは数分休むことを繰り返します。周りで泳いでいる人でそんなことをしている人はいません。フィットネス用のプールに来ているくらいなので、それなりに泳げる人が多いのです。
中には今まで見たことがないくらい、異様に泳ぐのが速い人もいます。そんな人たちの中で泳ぐのは結構大変です。コース上で
(6)数十年のブランクは甘くない!
昔は普通に200メートルくらいは泳げたのですが、数十年のブランクで15メートルくらいで息が上がります。
まあ、泳げないかもしれないと思ってはいたのですが、ここまでとは思いませんでした。ただ、マラソンは挫折していたこともあり、なんとか体を鍛えなおすためにもここはやめられないところだな!と気合を入れなおします。
そんなんで、少し休憩して周りを見渡してみました。全体的に、休日にプールに泳ぎに来ているくらいなので、運動できそうな人が多いです、自分も含めて2、3割くらいはこれから頑張る初心者みたいな人もいます。
他には、何十分も泳ぎ続けいている人もいます。フィットネスとかのプールではこうゆう人は当たり前にいるのですが、当時の自分としてはかなり驚きました。
まあ、いろんなレベルの人がいるので自分も初心者ればるから始めてみようと思った次第です。初心者の場合、泳ぐ用レーンで泳いでも別にいいのですが、速く泳げる人の邪魔になったりします。自分の場合は気が引けたので、子供もいるような自由レーンで練習します。
練習していて気付いたのですが、普通のペースより、かなり遅めにすれば距離が稼げることに気づきました。それなりのペースだと15メートルくらいで息が上がりますが、
ゆーっくり泳げば25メートルは行けそうです。
なのでゆーっくり泳いで、25メートル泳ぎ、すぐ休むことを繰り返します。
これだと、無理なく泳げるのでした。
泳法は、人により異なるとは思いますが、平泳ぎが楽に泳げるので、平泳ぎに絞ります。
そんなんで、1.5時間くらい泳ぎ続けました。
まあ、体はへとへとです。だけど、なにか肩は楽になったような不思議な感じです。
これだけ肩を動かしたのも数十年ぶりでしょう。
抜いてもらいやすくするために端っこに寄ったりする必要があるのです。
(7)週2回プールってきついよね
そんなんで、週2回を継続してプールに通うことにしました。月曜から金曜の間で早く会社を帰れる日に1回、土日に1回のペースです。
これが結構きついのです。会社から早く帰れない週は土日両方とも行かないと週2回にはなりませんし。土日にどこか遊びに行く週は、月曜から金曜の間に2回いかなければいけません。
まあ、そんなんなら週一回の時があってもいいじゃないかと思われるかもしれません。しかし、自分は損な性格で決めたことを止められないタイプなのです。なにか、一回さぼるとそれが癖になりそうなのが怖いのです。そのお陰で、去年の9月にプール通いを開始後、8月の今に至るまで、週2回通えなかったのは数回のみです。
30数年前の小学生時代は、普通に200メートルくらい泳げていたのですが、いかんせん、不摂生と体形の変化により(22歳時 182センチ63キロ→昨年182センチ82キロ) せいぜい15メートルくらいしか泳げないのです。
ただ、マラソンも駄目、泳ぐのも駄目となると悲しすぎるのでとにかく、肩こり直すためにも踏ん張りどころだと感じました。
とにかく、まともに泳げるようになるまで、色々と試してみましたが、この方法が自分には向いていたようです。
(1)週2回必ずプールに通う
やはり、まずはプールに行かないことにはどうしようもないです。月曜から金曜の間に一回。土日に一回で計2回。一回当たり1.5時間位です。自分の場合は昼間仕事をしているので、このくらいのスケジュールが無理なくできるペースでした。
(2)その日の連続距離、総合計距離を決める。そして泳ぐ!
・連続距離 足を突かずに泳ぐ距離を少しずつ伸ばしていきました。初めは15メートル、数週間で25メートル、1か月後に100メートル等、自分のペースに合わせます。その時に大事なのは、無理をしないこと。できる範囲でいいのです。別に水泳選手になりたいわけではないので。肩こりを直すのが目的です。
・総合計距離 その日に合計して泳ぐ距離を事前に決めます。初めのうちは300メートルくらい、徐々に伸ばします。
(3)動機付け
じつはこれが一番大事だと思います。自分の場合には医者に行くほどのつらい肩こりを直したい!という動機がありました。必要に迫られていたということもあります。
(4)筋トレ
肩こりを直すだけではもったいないので、ついでといってはなんですが、プロテインを購入して肉体改造に挑みました。
(5)家族や友人も巻き込む
一人で黙々と泳ぎに行くのもよいのですが、毎回一人だと飽きも来ますし、自分が成長しているのかもわかりづらいです。土日は嫌がる嫁さんや子供を無理やり連れて行きました。
(8)肩こりほぼ消滅、クルクルクルクル肩まわる
プールに通い始めてから14ヶ月ほどが経過しました。これまで、週2回のプールを年末年始のプール休館日以外は継続して通っています。
通い始めた当時は25メートル泳ぐと息が上がっていましたが、今では1キロ以上休憩なしで泳げるようになったところです。
肝心の肩こりですが、完全に消滅はしていないのですが、医者に通い始めた時を10とすれば今は1くらいです。
ビタミン剤やらお灸やら色々と肩こり対策をしましたが、結局自分の場合は、他力本願ではダメということでした。
今では、プールに行くのも、初めは苦痛でしたが、楽しい趣味の一つとなっています。
巷では、色々と健康食品とか色々なグッズも売られていますが、自分で体を動かして併用するとより効果が出るでしょう。