精神依存と身体依存 禁煙攻略日記(160日目~165日目)
禁煙当初は精神依存と身体依存という言葉があるのは知っていたのですが、その意味はよくわかっていませんでした。でも禁煙も半年近くなった今なら理解できたような気がします。
禁煙当初は、身体的依存からの脱却がきついのです。要するにニコチンによって脳を覚醒させたり、安心感を得るように体が変化してしまっているから、タバコを吸わないと目が覚めないし、なんとなく憂鬱な気分になったりします。この状態は大体3、4ヶ月続いていたような気がします。今では目が覚めなかったり、わけもなく憂鬱になったりすることは大分減りました。なので、身体的依存からはほぼ脱却できている気がします。
しかし、まだ抜けていないのが、精神的な依存だとおもいます。25年習慣化していたものが急になくなるわけなので、その隙間を埋めるのはかなり大変です。 食事後に一本、喫茶店で席に着いたら一本、暇な時に時間潰しに一本など、特にニコチンが切れていない時にも習慣で吸っていたわけですが、それができないわけです。
よく、ケガで身体の一部を失った人が、時々なくなった部分か痛むような気がすることがあるなどと聞きます。
喫煙も身体の一部となっていたので、それが失われる喪失感というのは大きなものなのだと考えます。
だから、今でも気分転換したい時、リラックスしたい時など、その方法は人それぞれだと思いますが、
自分の場合はそれがタバコだったので、今その方法が確立さらていないのだと思います。
その点、タバコというのはよくできたツールなのだと思います。でなければここまで世の中に広まらなかったでしょう。
これからは、精神的依存に対応した、禁煙対策を考えていくことにします。