アセチルコリンが戻り?タバコが吸いたいらしい 禁煙攻略日記(146日目~150日目)
アセチルコリンってご存知ですか?
要は、人間がリラックスする脳内物質を受け取る部分らしいです。
喫煙者の場合は、この部分にニコチンが反応して、リラックスしている気分になって、タバコを吸うと気持ちよくなるという仕組みです。
そして、ニコチンにアセチルコリンが反応するようになると、それに脳が頼ってしまい、普通にしていればリラックスできるところを、ニコチンなしではリラックスできなくなってしまうようになるのです。脳がニコチンを取れ取れ、気持ちいいから!と命令してくるわけですね。要は脳が楽をするということです。
それだけならまだいいのですが、悪いことにニコチン依存が進むと、普通にリラックスできるところでも、ニコチンなしでは、ドーパミン等のリラックス物質が出なくなってしまうのです。
禁煙した後に一時的に鬱っぽくなるのはこれが原因では無いかと言う説もあるようです。
そんな自分も例にもれず、禁煙直後は気分が優れず、元気も出なかったのですが、最近になってかなり鬱っぽいのが治ってきたなと感じています。
でも、そのおかげなのかどうかわかりませんが、タバコが無性に吸いたいのです。多分アセチルコリンが通常の状態に戻りつつあるので、ニコチンでリラックスしていた状態が思い出されるようになってきているのだと思います。その証拠に、やたらとタバコを吸ってる時の感覚が思い出されるのです。
何か、普通にリラックスしている時に、タバコを吸ってもいないのに、吸っているような気持ち良さがあるのです。禁煙でアセチルコリンが正常化しているのだけなのに、ニコチンで気持ち良くなっていると脳が勘違いしているような気がします。
うーん、人間の体って奥深いですね。
これは禁煙した人にしか分からない感覚です。
とにかく、そんな状態なので、無性にタバコが吸いたい!!
吸わんけど。