小金のデジカメ遍歴(その5)2003年~2019年SONY RX100 RX100M2
じつは2019年初めに10数年使っていたニコンから、ソニーEへマウント変更しました。マウント変更はそれまでのレンズ資産を売却し、新しいマウントを一式揃えるので、基本的にはかなり出費がかさみます。しかし、ソニーのデジカメ自体はNEX5を使っていたので、その性能は大体わかっていました。あと、RX100シリーズの描写等、カメラの能力が非常に高かったのでニコンよりマウント変更する後押しになった次第です。ソニーセンサーの優秀性、小型化、ツアイスレンズとの連携等、その実力は垣間見ることのできるコンデジを紹介したいと思います。
- DSC-RX100 ソニーRX100初代
- 購入日 2014年6月
- 購入金額 新品40,700円
- 購入店舗 秋葉原ウインクだったかな?卸系の店です。
- 購入理由 1インチセンサーとツアイスレンズに魅かれつつ、価格コムでの高評価が決め手に。
- 雑談 ソニーって、昭和生まれ世代(私は昭和49年生まれです。)にとっては革新的かつ、斬新、かつ先進的なデザインの製品ってイメージがありました。しかし、日本の失われた何十年といった時代の中で、アップルやら、中華系企業に完全に追い越された感あるましたよね。まあ何か寂しい感じがしてました。そんな中、やっと最近イメージセンサーやゲーム機を中心に、昔の黄金時代までとはいえないですが、復活の兆しを感じられているのが個人的にうれしいです。その復活の一翼を担う映像事業において、このRX100シリーズはエポックメイキング的なコンデジだと感じています。
- 売却日 2019年3月 メルカリにて18000円くらい
- 満足度 95点
- 機種レビュー D800 のサブ機として購入。とにかく軽く小さいので運用も楽、車のペットボトル置き場に突っ込んどいて、ドライブの眺望ポイントでパチパチできます。物損付保証も数千円で入れるので、デジタル一眼のように神経質にならずにある程度雑に扱えます。画質はAPSCの標準ズームよりはこちらのほうが良い写りをしますがAPS-Cの明るいレンズには負けるといったレベルです。なので、APS-Cのデジタル一眼をキットレンズのみで運用している方は、こちらを購入するのがおすすめです。画質、使いやすさともにRX100のほうが優れているように感じます。コンデジとはいえ、レンズは明るく、撮影素子も大きいため、今までのコンデジのイメージとは異なる製品です。また、動画性能も秀逸です。少し昔のビデオカメラよりこちらのほうが撮影素子も大きいため画質がいいですし、手振れ補正も結構ききます。こいつを購入したため、ビデオカメラは売却してしまいました。
作例
- DSC-RX1002 DSC-RX100M2
- 購入日 2019年5月
- 購入金額 ネットオークションで23,000円くらい
- 購入理由 α7r2を購入したので、RX100初代はもう不要かと思い売却しました。でも失敗でした。やはりフルサイズはいくらミラーレスとはいえ、コンデジに比べたら大きいです。また、精密機械感たっぷりなので扱いも必然的に慎重になります。手軽に持ち歩くカメラがどうしても必要です。そのため、泣く泣く買いなおすした。ただ、追い金数千円できれいになり、100M2にグレードアップできたのでまあ良しとします。
機種レビュー
RX100より、センサーが高感度に強くなったとのメーカー説明がありましたが、正直あまり変わりないだろうな、と考えていました。どちらかといえば、コンセプトを変えてきたRX100M3を待つ人のほうが多かったでしょう。
ただ、私の印象ですが、全体的に処理スピードがRX100Ⅰよりあがり、きびきびしています。またオートで撮影した時に適切な明るさといいますが、暗いところにも強くなっているのは実感できるところです。作例の車のシフトを撮影した時には、曇り空で鮮やかに撮りずらいところなのですが、ピントを合わせたシフト周りがうまく撮れていると思います。
中古市場では、1と2の差は1万円はいかないと思います。
その差であれば2を買うことをお勧めします。
作例